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STDについて

STD(Sexually Transmitted Disease)は先進国では減少傾向にありますが、日本では逆に増加しています。

HIV感染症について、教えてください。

HIV感染症はHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気です。 後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome:AIDS )とも呼ばれます。
感染すると、ウイルスによって免疫機能が破壊され、からだの抵抗力が低下します。すぐに発病するわけではなく、感染後、症状があらわれない状態が6ヵ月~15年ほど続きます。発病後は肺炎やカポジ肉腫、口腔・気管・食道のカンジダ症などさまざまな症状があらわれます。
HIV感染症に対する治療は、多剤併用療法により発病を遅らせる事を目的とします。ウイルスを完全に排除することはできませんが、延命効果はあります。

梅毒について、教えてください。

梅毒は古くからある性感染症ですが、近年、若い人の間にもひろがりつつあります。 また症状が出たり消えたりして長時間かけて進むのが特徴です。
梅毒の症状としては、2~3週間の潜伏期間の後、感染した部分に大豆ほどのかたいしこりができます。太もものつけ根のリンパ節が腫れたりしますが、特に痛みはありません。3ヵ月後には全身のリンパ節が腫れ、発熱、頭痛、発疹がみられます。 そしてゴムのようなしこりが顔や骨、筋肉などにあらわれ、最後には脳や脊髄までおかされるようになります。
梅毒の治療にはペニシリン系の抗生物質を第一選択とします。早期に治療を受ければ、完治は可能です。

トリコモナス膣炎について、教えてください。

トリコモナスという原虫によっておきる腟の炎症です。多くはセックスが原因で感染するため、性感染症のひとつに数えられています。この原虫は女性では腟、バルトリン腺、子宮頸管、尿路などに存在し、男性では尿道、膀胱、前立腺、精路などに存在します。
トリコモナス膣炎の症状としては黄色の膿のような悪臭を放つおりものや白色のおりものが増えます。泡が混じることもあります。外陰部の灼熱感の増加も特徴ですが、自覚症状が無い場合もあります。 トリコモナス膣炎の治療法は、原虫に効果のある飲み薬と腟の中に入れる腟剤があります。完治には10日~2週間ほどかかりますが、腟の奥の原虫は簡単に死なないため、治療が終わった後も再検査が必要です。

コンジロームについて、教えてください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染によって発症します。このウイルスの一種が子宮頸がんの発生原因になることがあります。セックスによって感染します。
コンジローマの症状は、外陰部や腟、肛門、尿道の周囲に数ミリ大のイボができます。イボは白からピンク色をしていて、1つのこともありますが、多発する事も多くあります。自覚症状はほとんどありませんが、時にかゆみや痛みを伴う事もあります。
コンジローマに対しては、イボが小さいうちは塗り薬を使いますが、大きくなったり多発した場合は、メスで切り取るほか、感染しているところを凍結させたり、電気やレーザーで焼く治療もあります。再発することも多いため、粘り強く治療を続ける必要があります。

淋病について、教えてください。

淋菌に感染した人とのセックスによっておこる腟炎で、感染後3~7日ほどしてから、腟内の子宮頸部から炎症が始まり、腟全体に広がります。
淋病の症状は、全員に出るわけではなく、女性では自覚症状が無い事もよくありますが、黄色のおりものが増え、腟や外陰部に不快感がある場合もあります。男性の場合は多くが感染後1週間以内に尿道不快感、排尿痛とともに膿性分泌物が多量に外尿道口に認められます。パートナーが淋菌感染症と診断された場合は、自覚症状がなくても感染している可能性は高くなります。
淋病の治療にはペニシリン系抗生剤が効果的ですが、ペニシリン耐性菌の存在も報告されていますので注意が必要です。

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